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信頼感が生まれる会話術【ラポール・ペーシング・リーディング】

信頼感が生まれる会話術 カウンセリング

人との会話で、気づけば自分ばかり話してしまったり、いきなり提案をして失敗した経験はありませんか。 誰にでもあることですが、そんな時に役立つのが、カウンセリングの世界でよく使われる「 ラポール」「ペーシング」「リーディング」です。 難しそうに聞こえますが、日常の会話でも自然に使えるんですよ。どんなものかというと。。

1)ラポール:信頼の橋を架ける

ラポールとは「信頼関係」のこと。 目の前にある橋を、大切な人と手をつないで渡るような安心感です。 「この人となら安心して話せる」と感じてもらえる空間づくりがラポールです。

会話例
A「最近ちょっと疲れてて…」
B「そうなんだね。無理してない?」 → 相手の気持ちを受け止めるだけで、安心の橋がかかります。

会話例(家族)
子ども「今日、学校でちょっと嫌なことがあった…」
親「そうだったんだね。話してくれてありがとう。」
→ 受け止めるだけで、安心の橋がかかります。

会話例(友人)
友人「最近ちょっと落ち込んでて…」
あなた「そうなんだね。話してくれてありがとう。」
→ 受け止めるだけで、友人との信頼の橋が強くなります。

会話例(初対面)
相手「はじめまして。緊張しますね。」
あなた「私も少し緊張しています。でもこうして話せて嬉しいです。」
→ 共通の気持ちを共有することで、安心の橋がかかります。

会話例(職場)
部下「正直、この仕事の進め方に不安があって…」
上司「そう思うのは自然だよ。まずは一緒に確認してみようか。」
→ 相手の気持ちを受け止めることで、安心して話せる信頼の橋がかかります。

2)ペーシング:歩幅を合わせる優しさ

ペーシングとは、相手の歩幅に合わせること。 早口の人には少し速めに、ゆっくり話す人には落ち着いて。 「あなたに合わせていますよ」というメッセージが、自然と伝わります。

会話例
A「昨日のドラマ、めっちゃ面白かったんだよ!」(早口)
B「へぇ〜!どんなところが面白かった?」(テンポを少し速めに)
⇒相手のリズムに合わせることで、心地よい会話が続きます。

会話例(家族)
祖父母「今日は少し疲れたよ…」(ゆっくり)
あなた「そうなんだね。ゆっくり休もうね。」(落ち着いたテンポで)
⇒相手の歩幅に合わせることで、優しさが伝わります。

会話例(職場)
同僚「この案件、すごく急いでて…!」(早口)
あなた「そうなんですね。じゃあ、まず優先順位を一緒に整理しましょうか。」(テンポを少し速めに)
⇒相手のリズムに合わせることで、信頼が生まれます。

会話例(友人)
友人「昨日のライブ、最高だったんだよ!」(興奮気味)
あなた「わぁ!どんなところが一番良かった?」(テンポを少し速めに)
→ 相手のリズムに合わせることで、会話が弾みます。

会話例(初対面)
相手「えっと…趣味は読書です。」(ゆっくり)
あなた「読書がお好きなんですね。どんなジャンルをよく読まれるんですか?」(落ち着いたテンポで)
→ 歩幅を合わせることで、初対面でも安心感が生まれます。
 

3)リーディング:新しい景色へ導く温かさ

リーディングとは、少しずつ前へ導くこと。 安心してもらった上で、ゆっくりしたペースへ。 まるで一緒に新しい景色を見に行くように、相手を優しく導いていきます。

会話例
A「もう仕事やめたいって思っちゃう…」
B「そう感じるくらい大変なんだね。少しずつでも休む時間を作れたらどうかな?」
⇒相手の気持ちを尊重しつつ、新しい視点をそっと差し出します。

会話例(家族)

配偶者「最近、疲れてばかりで…」
あなた「そう感じるくらい頑張ってるんだね。週末は少し休めるように予定を減らしてみない?」
⇒気持ちを尊重しつつ、新しい視点をそっと差し出します。

会話例(職場)
部下「正直、この仕事は自信がなくて…」
上司「そう思うのは自然だよ。まずは小さな部分から一緒に取り組んでみようか。」
⇒安心を与えながら、前へ進む勇気を支えます。

会話例(友人)
友人「最近、何もやる気が出なくて…」
あなた「そう感じるくらい疲れてるんだね。気分転換に一緒に散歩でもどう?」
⇒気持ちを尊重しつつ、新しい行動へ優しく誘います。

会話例(初対面)
相手「この場に慣れなくて…」
あなた「そうですよね。まずは簡単な自己紹介から始めてみませんか?」
⇒安心を与えながら、会話を前へ進めるきっかけを作ります。

今日からできる小さな一歩

ラポール形成は特別な技術ではなく、家族・友人・職場・初対面の人との会話でも自然に使えます。 まずは今日、誰かと話すときに「歩幅を合わせる」ことを意識してみてください。 それだけで、会話の空気がぐっと心地よくなるはずです。

まとめ

  • ラポール=信頼の橋をかける
  • ペーシング=歩幅を合わせる優しさ
  • リーディング=新しい景色へ導く温かさ

この3つを意識するだけで、相手を大切に思う話し方ができ、素敵な会話空間が生まれます。 「話し方で損しているかも」と感じる時こそ、良かったら試してみてくださいね。