【反芻をやさしく包み直すセルフカウンセリング習慣】
気づいたら、脳内で自分を責め続けている事ってありませんか・・?
「どうしてあんなことを言っちゃったんだろう」 「私はダメだ」「なんで我慢できなかったんだ」「失敗しすぎだろう」などなど。
自己否定の言葉が、まるで頭の中でぐるぐる回る小さな輪のように、止まらなくなってしまう事って誰にでもあるかもしれません。
それは脳の反芻思考といいます。
しかし反芻思考に気づいているならまだ良いのですが、自己否定の言葉が日常茶飯事になっていて、それにさえ気づかなくなっている事も有ります。
それほど人は、自分が思っている以上に自分を責め、それに慣れてしまっていることがあります。
自己否定の奥にあるものは?
そんなことが続いていたら。。
自分を好きになれる筈もなく、力も奪われてしまう事は、想像に難くありません。本来は自分が自分の一番の味方でいてあげてよいのですが、なかなか一度 反芻が始まると止まらないのですよね。
でも、その心の声の動きをよく見てみると、実はその否定の奥には、別の声が隠れています。何が隠されているのかというと。。
そこには「なりたい自分像」が隠れているのです。
「あんなこと言わなければ良かった」の裏には「自分は本当はもっと良い人でいたい。」
「自分はダメな奴」の裏には「自分は失敗したくない。うまくやりたかった。」
「なんで我慢できなかった」の裏には「本当は我慢できる人になりたい」などなどが潜んでいます。
自分を否定しなくていいですよ
でも..
何度も何度も自分を責める言葉を繰り返されなければならない程、自分は悪い人なのでしょうか..? きっとそんな筈は無いです。だって、その否定の奥には、自分の “切実な願い”「優しさや、真面目さ、頑張りや 誠実さ」 が隠れているのですから。。
大切で素敵な願いを持っている自分を、その願いを否定せずに認めてあげて「私はここにいていい」と自分の存在を承認し、優しい言葉をかけてあげてもらいたいです。
もし宜しかったら、まずは3週間、反芻行動を止める、と決めてみるのも良いかもしれません。それを繰り返すうちに、習慣化されていきますし、不思議と心が軽くなり、力も沸いてくる筈です。
なんせ今まで、一番の敵になってしまっていた自分が、自分が苦しい時に真っ先に駆け付ける”優しい自分”に変われる。こんなに大切で素敵な事はありません。そして何よりすぐに出来るし、お金もかかりません。
下記「反芻を止めるセルフカウンセリングの習慣」をまとめました。
1. 反芻を止める基本の流れ
反芻を無理に消そうとするのではなく、認めて、承認して、優しい言葉に置き換えます。簡単です。
流れのステップ
- 気づき (自分を責めていると気づく)
- 感情の承認 (自分を責めている感情を特定し認める)
- 優しい言葉の置き換え(自分を勇気づける言葉に変える)
- 小さな一歩(今後 出来ることを考える)
2. 日常の場面別・優しい言葉の置き換え
- 仕事や勉強で失敗した時
「また失敗したよ」 → 「失敗は次の工夫の種だよ」 - 人間関係で悩んだ時
「嫌われているかも」 → 「私を大切に思ってくれる人もいるよ」 - 自信をなくした時
「どうせ無理だ」 → 「小さな一歩から始められるよ」 - 将来が不安な時
「先が見えない」 → 「未来は今の一歩から作られるよ」 - 心身が疲れている時
「休んだら怠けてしまう」 → 「休むことも未来への投資だよ」
などなど。自分に優しい癒される声掛けは、自分だからこそ「分かる・出来る」事もあるかもしれませんよね。
3. まとめ
覚えておきたい注意点は、反芻は「消すもの」ではなく「優しく包み直すもの」ということです。その反芻を無理に消そうとすると、脳は納得せずに反発するかもしれません。
誰にでもどうしても「反芻」してしまう瞬間があります。だからこそ、反芻自体も許してあげてみてはいかがでしょうか。そしてその時に、ただ自分を責めて終わりにするのではなく 「本当はもっとよくなりたい」「失敗したくない」など、隠された願いに気づいてあげる。
心の奥底の自分の願いに気づけば、その願いを叶えられる自分像を目指して一歩踏み出せます。自分を責めても幸せは来ませんが、奥底にある本当の願いに気づいて、優しくしてあげれば、自分の理想像に近づける一歩が見えてきます。そして自分を責めていた内なる声が、未来を望む自分に変えて行きます。
自分を責めるより、自分の望みに気づいた方が幸せになれる。だから責めている自分に気づいたら、すぐに優しい言葉をかけてあげてみてくださいね。
自分は自分にとっての「一番の応援隊長」に、任命してあげてくださいね。

