「内省」という言葉を聞くと、ちょっと難しそうに感じる方もいるかもしれません。 でも実は、内省って“ほんの少し立ち止まる”だけ。
内省とは?:自分自身の思考や行動を客観的に振り返り、深く考察する行為
内省の力を持っている人は、ときに他人から「面倒くさい」と思われることもあるかもしれません。なぜなら、内省する人は自分や相手に問いを投げかけるから。けれどその問いが、あなたや相手の未来をやさしく変えるきっかけになることも多いのです。
内省の力とは?
内省の力とは、自分の気持ちや行動を振り返り、その意味を見つけていく力のこと。失敗や違和感をただ抱え込むのではなく、「なぜそう感じたのか」「次にどうしたいのか」と考えることで、学びに変えていけます。そうして少しずつ、自分の毎日を前向きな方向へとつなげていくことができます。
内省の力があるとどうなる?
内省の力がある人は、気持ちを整理することができるので、心の中がすっきり☆ 自分の感情に気づくことができます。 同じ失敗を繰り返すことも減り、人との関わりにおいても「ここまでが自分」「ここからは相手」と境界線を意識できるようになっていきます。
※この「人との境界線」とは何かというと、相手の気持ちや行動をすべて自分の責任として抱え込まないための線です。例えば、誰かが怒っていたとしても「それは相手の問題であって、自分の価値を否定するものではない」と理解できるようになる。逆に、自分が疲れているときには「ここから先は無理をしない」と線を引くことができます。
つまり、内省の力があると「自分の気持ち」と「相手の気持ち」も区別できるようになり、人間関係においても 安心感を保ちながら関わることができるようになるのです。
なぜ面倒くさがられるの?
内省の力がある人は、自分自身に問いを投げかけるだけでなく、ときには相手にも「どうしてそう感じたの?」「本当はどうしたいの?」といった問いを投げかけるかもしれません。考えることを避けたい人にとっては負担に感じられることもあるかもしれませんし、「面倒くさい」と思われてしまうこともあるかもしれません。
けれど、その問いは決して相手を困らせるためのものではありません。むしろ、未来をやさしく変えるヒントになることが多い。問いを通して、自分や相手が新しい気づきを得ることができる役割も果たすからです。
なので、まだ幼い子供さんの感情の整理をしてあげる事にも使えます。
自分を振り返り考察する行為=内省は、面倒に思う人も多いけれど、実は成長のきっかけを、自分や他者にそっと差し出す行為です。
カウンセリングとのつながり
「カウンセリングと内省すること」は全く関係なさそうですが、実は内省はカウンセリングと似たことをしています。それは「安心できる場で自分の感情に気づき、その感情を言語化し、心の中で整理し、意味づけをすることで、未来を変えて行く」。カウンセリングの場では、それをカウンセラーが手助けしてくれています。
なので、内省にあまり慣れていない時にはカウンセリングを受けてみるのもよいかもしれませんね。
カウンセラーはその言葉を受け止めながら、内省を少しずつ深める手助けのプロ。
つまり、カウンセリングは「内省の練習の場」でもあり、「安心して未来を考える場」。そして自分で行う内省習慣は「セルフカウンセリング」にもなり得ます。
内省ワークやってみませんか?
🌱 ワーク①:今日の立ち位置チェック
- 今の気持ちを一言で書いてみる
- その気持ちの理由を一つだけ書いてみる
- 「この気持ちをどう扱いたいか」を短く書いてみる
💛 ワーク②:面倒くさい問いにあえて向き合う
- 今日「面倒だな」と感じたことを一つ書いてみる
- 「なぜ面倒だと感じたのか」を一言で書いてみる
- 「その面倒さから学べることはあるかな?」と考えてみる
👉 どちらか一つでもいいですし、両方試してみても楽しいですよ。
1は、自分の中で解消されていない気持ちの存在に気づき、
2でその気持ちを言語化する。
3でその経験に意味づけをし、行動や新しい考え方を作る
最後に
ほんの少し立ち止まるだけで、私たちの毎日は確かに変わっていきます。 小さな内省習慣は、未来への希望を育てるセルフカウンセリングです。

