仕事や学び、人との会話の場で、「なぜか伝わらない」「どうも話が噛み合わない」と悔しさを感じてしまうことはありませんか?
「馬鹿にされたかな?」と感じたり「分かってもらえなかったかな?」という心のざわつき。
相手に対して、つい「ぶっきらぼうな人だな」「話が長くて困る」とイライラしてしまう、などなど
実は、このモヤモヤやイライラの原因は、あなたの「性格」や「相性」ではなく「会話スタイルのズレ」という調整可能な『技術的な課題』にあるかもしれません。
このズレを埋めるだけで、あなたのコミュニケーションは劇的に改善し、人からの評価も劇的に変わるはずですよ。
世の中の「会話スタイル診断」を知る
私たちの会話の傾向を理解し、対人関係をスムーズにするための診断ツールは数多く存在します。
1.コミュニケーションスタイル診断
会話の具体的な傾向(説明、簡潔さ、感情配慮など)から、自分らしい伝え方や相手との関わり方を知る。
2. ソーシャルスタイル診断
自己主張の強さと感情表現の豊かさの2軸で分類し、職場・ビジネスにおける円滑なコミュニケーションに活用する。
3. 4タイプのコミュニケーション診断
表現、論理、協調、主導の4タイプに分け、自己分析、他者理解に役立てる。
4. コミュニケーションタイプ診断(ソシログ版)
「実務志向⇔理想主義」「共感型⇔取引型」の2軸で分類し、人との“ズレの理解”や相性の分析に活用する。
最重要ポイント
コミュニケーション診断は「戦略」であり「レッテル」ではなありません。これらの診断を「私はこのタイプだから」と決めつけるレッテルとして使うのは、非常に勿体ないです。
最も効果的な活用法は「相手はこのタイプかもしれないから、こういう伝え方を工夫してみよう」という、対人関係における具体的な『コミュニケーション戦略』のヒントとしてみてくださいね。
人により会話のスタイルが異なることを理解し、相手を理解し、自分を理解してもらうための「会話スタイルの調整」ができれば、これはまさに “一生使える技術” になるからです。
ビジネスで役立つ「ソーシャルスタイル診断」とは?
ここでは特に上記の中でも、職場やビジネスの現場で活用される「ソーシャルスタイル診断」に注目したいと思います。
これは、アメリカの心理学者デビッド・メリル氏が提唱したもので、以下の2つの軸で人を4つのタイプに分類します。
1.自己主張の強さ(High/Low)
2.感情表現の豊かさ(High/Low)
・ドライビング(主導型)高い主張 × 低い感情表現
・エクスプレッシブ(表現型)高い主張 × 高い感情表現
・エミアブル(協調型)低い主張 × 高い感情表現
・アナリティカル(分析型)低い主張 × 低い感情表現
🚀 4タイプ別の「口癖」と「行動特性」は?
各タイプが好むキーワードや行動特性は下記のとおりです。この行動特性を知ることで、相手のスタイルをいち早く見抜くヒントが得られます。
- ドライビング(主導型)
「早く結果を出したい」「結論は何?」「ムダは省きたい」 目標達成を重視し、簡潔で効率的なコミュニケーションを好みます。 - エクスプレッシブ(表現型)
「楽しいこと大好き!」「新しいアイデアはない?」「みんなで盛り上がろう!」 感情豊かで、直感やアイデア、周囲の注目を重視します。 - エミアブル(協調型)
「みんな仲良く」「チームワークが大事」「争いは避けたい」 人間関係を重視し、傾聴し、相手への配慮や共感を大切にします。 - アナリティカル(分析型)
「データはあるか?」「根拠を示して」「正確に理解したい」 論理や事実を重視し、正確な情報に基づいた慎重なコミュニケーションを好みます。
会話スタイルの調整が「あなたの評価」を決める
実は、会話スタイルが違うだけで、私たちは無意識に相手にネガティブな人格評価を下しがちです。
ぶっきらぼうで用件だけ言う人だな…
話が長くて、結局何が言いたいのか分からない人だな…
しかし、相手のスタイルを理解できれば、不快感が『理解』に変わります。
たとえば、ぶっきらぼうに聞こえた上司の「結論は何?」という一言も、単に相手が ドライビング(主導型)の特性だと分かれば、「効率を重視しているだけ」と受け止めることが出来ます。なので、あなたのストレスは激減します。
また、彼らに「結論から話す」という調整ができるようになれば、上司からの「報連相が的確だ」という評価を得やすくなります。
自分のスタイルを貫き通すのではなく、相手のスタイルに合わせて「調整」する技術をもつこと。それは あなたの人間関係の質を高め、ひいては仕事の評価を劇的に変えること繋がります。
この会話術は、人との出会いを増やし、あなたの人生をも変えるかもしれない….そんな会話の 大きな鍵 を握っていますよ。

