筆者はカウンセリングとコーチングの資格を取得していると同時に、もちろんカウンセリングもコーチングもクライアントとして受けたことがあります。その中で感じた「カウンセラーの探し方」についてお話ししたいと思います。
名の知られたカウンセラーの方のお話なんですよ。知識はあるのかもしれませんが、カウンセリング技術=人としてコミュニケーションが出来る人ではありませんでした。カウンセラーに違和感を感じたら、無理せずそのカウンセリングを次回からは止める事も必要だと痛切に感じます。
筆者の経験として(有り得ない人に当たってしまったのですが)数回分をひとまとめで支払う「カウンセリングのセット」を受ける時には注意をした方が良いかもしれないと思います。
まずは1回お試しで受け、そのカウンセラーとの相性やカウンセリングの仕方を体験してみる事をお勧めします。
カウンセリングは技術ではない
カウンセリングを技術と思っているカウンセラーは、相談者の心が見えていない可能性があります。会話は「こういう時にはこう返す」というものではないのは、自明の理です。
けれどどんなに有名なカウンセラーでも(いえ、もしかしたら有名だからこそ)技術を見せつけたい心理になっている人もカウンセラーの中にいるかもしれません。
実際、筆者が体験したカウンセラーはその手の方でした。1回のカウンセリングで、必ず一つ心理用語や病名を付け(だからカウンセリングを2回受けたら2つの症状名をつけられる)、それは違いそうという意見を言おうとすると「今は話を聞いてください。もし違うと思ったら次回に話してください」と言われ、カウンセリングの間はずっとカウンセラーの話を聞くに徹する事になる。
次回その話に関して思った事を話せば「怒ってるのか?」と言われ「いえ、とんでもない、怒ってなんていないです。前回のカウンセリングで、違うと思ったら次回話して、と言われたから自分の感じた事をお話ししているだけです」と言えば「カウンセリングを受ける前に準備をしてきたのか?」と怒る。
「はい。カウンセリングを受けるために色々自分の心の中を整理してきました」と言えば「カウンセリングというのはね、今を感じることが大切で、準備なんてしてきてはいけないんですよ」と怒られる。
カウンセラーの気分を害したことで、そんなこんなでカウンセリング時間の8割が消えてしまった事があります。ウソみたいな本当の話です。有名な方です。
本来カウンセリングは、来談者中心療法といって、来談者の自由な自己発言を尊重し、感情を受け入れることを重視します。上記の場合は、カウンセリングの場がクライアント中心ではなく、カウンセラーの舞台になっています。
カウンセラーは指導する人ではない
カウンセラーは相談者に指導する人ではありません。カウンセリングの場が、カウンセラーの舞台になってしまったら、相談者は何も得ることは出来ないどころか、むしろ相談者を傷つけるものになりかねません。
カウンセリングは診断や指導ではなく、相談者が自身の気持ちを整理し、理解する手助けをするものです。けれど、そのカウンセラーが「自分が正しい」「自分の意見が絶対」と考えてしまうと、権威的な態度になってしまい、相談者を一人の人間として見ることができなくなるのかもしれません。
実際にそういう「説教型カウンセラー」がいるのは事実です。クライアントとしては、心が弱っている時ほど誰かに頼りたくなるかもしれません。でも心が弱っているからこそ、カウンセラー選びは重要。もしも「このカウンセラーは??」と疑問を感じたら、すぐに離れる事も大切です。
だからこそ、例え複数回割引があったとしても、カウンセリング料金は一度に数回セットで購入してしまう事は、止めた方が良いかもしれませんね。


