ソーシャルスタイル診断 4タイプの特性 ←こちらのページでお話しした内容を踏まえ、「誰とでも心地よく、スムーズに意思疎通」するための具体的な「対応策と接し方のコツ」を解説します。
相手のスタイルに「調整」するだけで、あなたの提案は通りやすくなり、人間関係のストレスが激減しますよ。
ドライビング(Driving / 主導型)の人への対応策
「早く結果を出したい」「結論は何?」「ムダは省きたい」と考える、目標達成と効率を最優先するリーダータイプです。
💡 接し方のコツ
- 結論を最優先する:
- 話すときは、必ず最初に結論(結論、要点、結果)を伝えてください。
- 「〇〇の件ですが、結論から申し上げますとAです。理由は3点あります。」のように構造化を意識します。
- 選択肢と決断を促す:
- 意見を求められたら、2〜3個の明確な選択肢(A案、B案など)を提示し、「どちらが良いかご判断いただけますでしょうか」と、決断を委ねる形で会話を進めます。
- 意見を求められたら、2〜3個の明確な選択肢(A案、B案など)を提示し、「どちらが良いかご判断いただけますでしょうか」と、決断を委ねる形で会話を進めます。
- 無駄な感情論は避ける:
- 過程や感情的な配慮は最小限に。客観的な事実やデータを提示し、論理的に話すことを心がけます。彼らは「みんなが頑張っています」よりも「達成率は95%です」という情報で動くタイプです。
貴方の周りの人で ドライビングタイプの人 は誰が思い浮かびますか?
エクスプレッシブ(Expressive / 表現型)の人への対応策
「楽しいこと大好き!」「新しいアイデアはない?」と考える、アイデアと感情表現が豊かで、人との交流を楽しむムードメーカータイプです。
💡 接し方のコツ
- ビジョンと熱意を共有する:
- 提案の「ワクワク感」や、成功した時の「明るい未来のイメージ」を具体的に伝えます。
- 彼らは細かいデータよりも、「このアイデアは面白い!」という直感で動きます。
- 褒め言葉と承認を惜しまない:
- 彼らの発言やアイデアを褒め、承認することで、気持ちよく話してくれます。
- 「それは素晴らしいアイデアですね!」「〇〇さんの熱意に感動しました」といった感情的なフィードバックが有効ですよ。
- 雑談と「間」を大切にする:
- アイスブレイクや雑談から入ることを嫌がらず、むしろ歓迎しましょう。
- 話が脱線してもすぐに遮らず、彼らの話の流れに乗ってあげることで、信頼関係が深まります。
貴方の周りの人で エクスプレッシブタイプの人 は誰が思い浮かびますか?
エミアブル(Amiable / 協調型)の人への対応策
「みんな仲良く」「チームワークが大事」「争いは避けたい」と考える、人間関係と調和を重視するサポートタイプです。
💡 接し方のコツ
- 安心感とプロセスを重視する:
- 結論だけでなく、なぜその結論に至ったかという「プロセス」や、関わる人の感情や影響について丁寧に説明してみます。
- 「この計画はチームの負担を減らし、みんなが安心して取り組めます」といった、人間関係への配慮が伝わる言葉を使う事が有効です。
- 傾聴し、意見を引き出す:
- 彼らは自己主張が苦手なため、じっくりと耳を傾け、「〇〇さんはどう思われますか?」「少しでも気になる点があれば教えてください」と、質問で丁寧に意見を引き出すことが重要です。
- 彼らは自己主張が苦手なため、じっくりと耳を傾け、「〇〇さんはどう思われますか?」「少しでも気になる点があれば教えてください」と、質問で丁寧に意見を引き出すことが重要です。
- 「反対意見」を聞いてあげる工夫:
- 彼らは対立を避けるため、本音を言わないことがあります。「反対はないか」と聞くよりは、「心配な点はありますか?」のように、ソフトな言葉で不安を聞き出すのが良いです。
貴方の周りの人で エミアブルタイプの人 は誰が思い浮かびますか?
アナリティカル(Analytical / 分析型)の人への対応策
「データはあるか?」「根拠を示して」「正確に理解したい」と考える、論理と事実に基づいた正確性を求める専門家タイプです。
💡 接し方のコツ
- 準備と論理を徹底する:
- 提案や説明の際は、客観的なデータ、数字、資料を必ず準備しておきます。
- 「〜だと思います」はダメ。「過去のデータによると〜です」「根拠は資料のP5に記載の通りです」のように、論理的根拠を明確に示します。
- 正確性と詳細な情報を与える:
- 曖昧な表現や一般的な意見は避け、定義や用語の正確性にこだわりながら話をします。
- 質問には、「結論」だけでなく、その詳細な「背景」や「手順」もセットで伝えることで、彼らは納得してくれます。
- 急かさず、考える時間を与える:
- 即断即決を迫られることを最も嫌うタイプです。「〇〇の資料です。ご検討いただけますでしょうか」と伝え、彼らがじっくりと内容を分析する時間を与えます。感情的なアプローチは逆効果です。
貴方の周りの人で アナリティカルタイプの人 は誰が思い浮かびますか?
「一生使える技術」として会話スタイルを調整する
仲の良い友人同士は、同じ会話スタイルを持っていることが多いかもしれません。なぜなら、自分と同じスタイルが最も「心地よく」「無駄なく伝わる」から。
しかし、仕事や人生において、私たちは自分と異なるスタイルを持つ人と必ず出会い、協力し合う必要がありますよね。
上記にご紹介した4タイプへの「調整」の技術 を身につけることは、『自分のスタイルを貫き通す』ことから⇒『相手に最も伝わりやすいコミュニケーションを選ぶ』ことへの進化です。
これは、人間関係のストレスを減らすだけでなく、提案力、交渉力、リーダーシップを高める一生モノの技術となるはず。
今日から、身近な人がどのスタイルかを観察してみてください。そして小さな「調整」から試してみてはいかがでしょうか。きっと、コミュニケーションが驚くほどスムーズになりますよ。

