ステートコントロールとは
例えば、本当は人の心に寄り添うタイプであるのに、それとは逆に「気が強そうに」見られることで損をしている..反対に、自分は優しい雰囲気の人と思われるけれど、それが逆に「信頼感」や「頼もしさ」に欠けて見られる事で損している.. そんなことを感じたことはありませんか?
そんな時に、自分の心と身体の状態(ステート)を意図的に整える技術=ステートコントロールがあります。自分の感情を落ち着かせ、自分の内外のイメージを変えたいときに役立ちますので ご紹介しますね。
ここでは、ライフワークを生きる為に「内面から落ち着きと自信を湧き上がらせる」状態に意識的に切り替えることを例として、特に「信頼感を持てる雰囲気」「落ち着きのある雰囲気」をつくるステートの作り方をまとめています。
「信頼感を持てる雰囲気」をつくるステートの整え方
【身体の使い方】
安定感を醸し出すために、背筋を自然に伸ばし、胸を少し広げて立つ・座ります。また動きに「ゆっくり感」を持たせると、余裕のある印象になります。歩くときもセカセカ歩かず、手を前後にしっかりと振りながらゆっくりとあることを意識します。
背中を丸めて小走りに、手を振らずに歩いている人を思い浮かべるとどうですか?そのイメージの反対をすればよい事に気づくと思います。
【呼吸】
深く穏やかに鼻からゆっくり吸って、口からゆっくり吐きます。(4秒吸って8秒吐くなど)
【内的対話】
自信のあるセルフトークを意識します。「私は穏やかに、でも芯は強く在れる」など、自分に語りかけてあげます。ネガティブな声が出てきたら、「今は学びの途中」と受け止めてあげる事が大切です。
【イメージ】
頼れる自分を思い浮かべます。過去に誰かをサポートできた経験や、また尊敬する人の姿を思い浮かべます。そのイメージに“なる”ことで、今この瞬間のステートが変わります。
※「演じる」のではなく「状態になる」ことがコツです。内面から感じることが、表情や声、言葉遣いに自然と表れていきます。
例)落ち着かない 弱気な心を解消する ステート切り替えルーティン
【「着地」を意識するルーティン】
例えば家を出る前に「深呼吸×3回」「胸に手を当てて『私は大丈夫』とつぶやく」など、自分をグラウンディングする儀式を習慣にすると、この“儀式”は心の錨になります。
【「ゆっくり話す・ゆっくり動く」練習】
急いでいるように見えると、周囲も少し緊張します。ゆっくりした動きは、安心感と頼もしさを生みます。
【「信頼感のある自分」のイメージを1つ持つ】
自分が心穏やかに過ごした記憶を、何でも良いので決めます。一つでも二つでも、いくつでも良いです。その自分を「心の切り替えスイッチ」として使い、必要な場面で思い出します。
ポイントは、「私は今、信頼感を醸すモードに切り替える」と意識してステートを整えていくことです。だんだんとその状態が“通常モード”になっていきます。そしてその変化は、言葉よりも先に、相手の感覚に伝わります。
「言葉に重みがある人」になるためのステートづくり
【笑顔の「幅」を持つ練習】
無理に笑わない、でも冷たくない。ニコニコ=優しさかもしれません。でも「微笑み」や「真顔」も信頼感を伝える表情です。鏡の前で「穏やかな微笑み」「静かな真顔」を練習してみると、表情の選択肢が広がります。
【「沈黙」を味方にする】
話す前に少し間を取ることで、言葉に重みが生まれます。すぐに反応しなくても、「考えている姿」そのものが信頼感につながります。その沈黙が「余裕」や「落ち着き」に見えます。
【「声のトーン」を整える】
少し低めでゆっくり話すと、落ち着きと説得力が増します。声の響きは、表情以上に印象を左右することもあります。感情を込め過ぎず、でも温度のある話し方。
【理想の人を決め、ステートアンカーにする】
その方の佇まいや話し方を思い浮かべて、自分の中に取り入れてみる。それを「切り替えスイッチ」にして、必要な場面でそのステートに“なる”をしてみます。
【視線と姿勢の使い方】
目線をしっかり合わせる、でも柔らかく。姿勢はまっすぐ、でも力みなく。これが「芯のある穏やかさ」につながります。
そんなステートを作るために、切り替えルーティンも持っていると良いかもしれません。下記一例をあげてみますね。
(例)「言葉に重みがある人」ステート切り替えルーティン
- 深呼吸3回 → 胸に手を当てて「私は静かな力を持っている」とつぶやく
- 鏡の前で「微笑みすぎない穏やかな表情」を練習
- 憧れのシーンを思い浮かべて、その雰囲気に“なる”
ここでは信頼感を醸すステートの作り方をまとめましたが、自分の好きな人のイメージでステートを作ると良いかと思います。どんな人になりたいか?自分が周りからどのように見られることを希望するか?まずはそこから考えてみると、なりたい自分に近づけると思います。

