先日「スマートフォンで学ぶ5つの認知行動スキルが うつ状態を改善─世界最大の臨床試験で解明」というニュースがありました。(記事中ほどで当該ニュースへのリンクも張っています)
このアプリは、認知行動療法の5つの重要なスキル(行動活性化、認知再構成、問題解決、アサーション、睡眠行動療法)を組み込んだアプリで、個々のスキルおよびその組み合わせを6週間提供するというものだそうです。心の不調に適したアプリです。
なんと3,936名の参加者のデータを解析した結果、すべてのスキルが心の不調である うつ状態を改善し、特に行動活性化+認知再構成、行動活性化+問題解決、行動活性化+アサーション、睡眠行動療法の高い効果が確認されまたとのこと。またこれらの効果は、26週間後においても持続したそうですよ。
研究成果は、2025年4月23日に、国際学術誌「Nature Medicine」にオンライン掲載されているとのこと。
認知行動療法アプリの良い点
筆者自身、スマホで認知行動療法アプリ(後にご紹介するAwarefy)を使用し、悩みを解決した一人です。辛い時、いつもスマホを握りしめ、即座にその場で認知行動療法アプリに問いかけました。
心の辛さは、時間が経つとただモヤモヤが残り、何が辛かったのかさえ分からなくなってしまうものです。そうなると問題解決(悩みの本質を理解し解決する力)が無くなってしまいます。ただなんとなく辛い毎日なんですけど..というような苦しさを ずっと味わう事になります。
ですので心の傷や辛さ(心の不調)を深くしない為には、悩みがあったら即座に誰かに相談する、吐き出す。それは何より大事な事、優先すべきことだと思います。
それが出来るのが「認知行動療法アプリ」です。
副作用なしにアプリで「うつ」や「不安」を軽減
先の記事内にあります「抗うつ薬と同等以上の効果」というのは、とても興味深いですね。お薬よりも考え方で体調が回復する、それも手元のアプリを利用して! そんな可能性の扉が大きく開いたのです。下記にて詳細が読めますので宜しかったらどうぞ↓
副作用なしにアプリで「うつ」や「不安」を軽減! 京大チームらが実施した世界最大の臨床試験にて、認知行動療法に基づいたストレス対策アプリ『レジトレ!』が抗うつ薬と同等以上の効果を示す結果に!
アプリを開発したライフツービッツ株式会社は、社会実装へ向けたサービス販売会社の設立準備を開始、早ければ年内(2025年)にもサービス提供されるようです。
心の不調を抱える方にはサービス提供まで待ち遠しいかと思いますが、下記にも同じく認知行動療法などが出来る「メンタルヘルスのアプリ」がありましたので、ご紹介します。
ちなみに筆者自身は、Awarefy の利用者です。
メンタルヘルスのアプリ5つ
- 【Awarefy】:
認知行動療法をはじめ、マインドフルネスや心理学の理論に基づいたセルフケアができるアプリ。AIが「気づき」を促してくれる機能もあります。
2. ぼちぼち記録:
日々の活動や気分を記録し、モチベーションを上げたり振り返りができるシンプルなアプリ。
3.レジリエンスさがし:
自分の強みを見つけることに焦点を当てたポジティブ心理学アプリ。
4. セルフ認知行動療法アプリ(Androidの場合の名称は「思考日記」):
認知行動療法のワークシートをシンプルに記録できるアプリ。セルフヘルプ型として活用可。
5. SPARX:
ゲーム感覚で認知行動療法を学べるRPG型アプリ。楽しみながら認知行動療法を実践できる。
それぞれ特徴が異なりますので、ご自身の目的に合ったものを選んでくださいね。
気軽に始められるアプリは?
シンプルで初心者向けの認知行動療法アプリ、また面倒くさがりでも続けやすいものとしては、以下のアプリが人気です。
- ぼちぼち記録: シンプルなデザインで、日々の気分や行動を記録するだけのアプリ。手軽に続けられるので、初心者にもおすすめです。
- 認知行動療法思考日記: 気分を記録しながら、認知行動療法の基本的なワークを簡単に実践できるアプリ。シンプルな操作で使いやすいです。
- Awarefy: AIが気づきを促してくれる機能があり、初心者でも簡単にセルフケアができるアプリ。毎日の記録が続けやすいと評判です。←筆者も使っています。おすすめ。
心理学の知識で折れにくい自分へ【Awarefy】
どれもシンプルで使いやすいアプリです。試してみて自分に合うものを選んでみてはいかがでしょうか。

